ハーレーの成長期 | アメ車とハーレー

アメ車とハーレー TOP > ハーレーの成長期

ハーレーの成長期


ハーレーの成長期

1929年、今までのエンジンとは異なるエンジンを搭載したモデルの発表がありました。そのエンジンはサイドバルブで、今までよりも約15〜20%もの出力アップされたフラットエンジンが作られました。また、750ccフラットヘッドエンジンのWLモデル、1200ccフラットヘッドエンジンのV/VLモデル、1340ccフラットヘッドエンジンのULモデルなど、様々なモデルが発表されました。 また、フラットヘッドは軍用車や警察用車両としても採用され、750ccフラットヘッドエンジンを搭載した3輪形式のSERVI-CARと呼ばれるGモデルや、2輪のWLAモデルなどもありました。フラットヘッドエンジンは、部品点数の少なくメンテナンス性がよく、単純な構造のため丈夫でした。そのため、過酷な状況下での使用となる軍用車にも採用されました。

750ccモデルはベビーツインと呼ばれ、1200cc、1340ccモデルはビッグツインと呼ばれ、ベビーツインはスポーツスターファミリーの先祖的存在のKモデルへ、ビッグツインはナックルヘッド以降のビックツインへと繋がります。

現在では、このフラットヘッドエンジンはハーレーダビドッソンでは造られていませんが、1929年〜1974年の長きに渡って製作され、ハーレーの歴代エンジンとしては最も長期間ラインナップされたエンジンとなりました。

INFO おすすめ情報

お役立ちリンク情報