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ハーレーの成熟期

ハーレーの成熟期

1936年にナックルヘッドを発表します。このナックルヘッドは、シリンダーの上部にバルブを設置する機構である、オーバーヘッドバルブ=OHVを採用します。OHVを採用する事によって燃焼効率が上がり、40PSとより出力を得られるようになったのです。また、このOHV機構は現代のアメリカンバイク・ハーレーにも脈々と受け継がれており、まさにハーレーの伝統であり、こだわりのスタイルのひとつなのです。1939年にはデイトナの砂地で、このナックルヘッドを搭載したEモデルが、最高速度約220キロという記録をマークしライバルのインディアンモータースの記録を打ち破りました。これはインディアンモータースがサイドバルブエンジンを使用していてハーレーのOHVエンジンの効率がよく高性能だったからといえます。1941年に入って、排気量が1200ccとなるFLモデルが登場しました。このFLモデルは排気量アップと共に、広大な大陸をより快適に走破する為のクルーザー的な要素を持たされ、今まで18インチだった前後タイヤを16インチに変更して、ライドフィーリングはよりマイルドになりました。これ以降、FLモデルの定番は前後16インチとなっているのです。後に登場するパンヘッドはナックルヘッドの欠点であるロッカーカバーからのオイル漏れ対策としてシリンダーヘッドを全て覆うように作られました。また、素材を鉄からアルミにすることで放熱性を上げました。 パンヘッド登場から少し遅れてリジットフレームから、リアショックとスイングアームを用いたフレームになり、より快適になりました。

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