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アメ車の成長期

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第2次大戦後も、アメリカは世界最大の自動車生産国としてのリードを維持していました。70年代において、そのリードを脅かすのは日本のみでした。アメリカにおいても小さな独立した自動車メーカーはありましたが、ほとんどのアメリカの自動車はデトロイトのビッグ3、ゼネラル・モーターズ、クライスラー、フォードの3社によって生産されていました。ゼネラル・モーターズ社だけでアメリカの市場の0%を占め、1978年には同社は他産業を含む世界中の会社のなかで最も高い利益を得、その額はサウジアラビアやスイスなどの独立国家の全収益をしのぐほどでした。 1970年代に起こった原油価格の高騰は、アメリカの自動車産業に大きな低迷をもたらすことになりました。最も燃費の良いアメリカ車のシボレーでも7km/l程度で、大抵の車は5km/lがいいところでした。これに比べて日本の輸入車の燃費はずっと経済的であったため、アメリカ車の生産販売が落ち込むこととなりました。(この面ではある意味2005年の現在の状況に似てます。)80年代になると、デトロイトというもっとも雇用環境の良い環境で働いていた多くの人たちが直接的、あるいは間接的にレイオフされたり、短期雇用にされたりしていました。1980年、ゼネラルモーターズは彼らの会社史上初めて損失を計上し、初めて小さくて経済的な車の生産を考え始めました。

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